【永久保存版】初心者でも野鳥撮影を一気に上達させる方法!カメラレンズの選び方から撮影方法、野鳥の探し方や楽しみ方までを徹底解説!

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今回は、これから野鳥撮影を始めたい人向けに、野鳥撮影に必要な撮影機材から具体的な撮影設定、野鳥の探し方まで、わかりやすく解説していきます。

私も最初は野鳥撮影からスタートして、これまで様々な野鳥を撮影してきました。

今回の記事では、私がこれまで野鳥撮影をしてきた経験をもとに、野鳥撮影を楽しみ方や失敗経験などもお話していきます。

この記事を読むことで、初心者でも野鳥撮影を一気に上達させることができますので、最後までお読みください。

目次

野鳥撮影の醍醐味

野鳥撮影の醍醐味は、自然の中にいる普段目にしない美しい野鳥を見つける楽しさや、見つけたときの感動、カメラのファインダーを通して、野鳥の行動生態を間近で観察しながら写真を撮ることができることです。

また、野鳥は予想外な動きをするので、他の被写体と比べて写真撮影が難しいため、上手く野鳥を捉えてキレイに写真を撮影することができることで大きな喜びや達成感を感じることができます。

自然の中を歩きながら野鳥を探すことで、ストレス発散にもなりますし、運動不足解消もできます。

野鳥撮影に必要な機材

次に野鳥を撮影する上で必要な、カメラ機材や備品について解説していきます。

野鳥撮影に必要な機材と備品
①カメラボディ
②望遠レンズ
③双眼鏡
④予備バッテリー
⑤鈴

カメラボディ

野鳥撮影する場合は、レンズ交換式の一眼レフカメラかミラーレス一眼レフカメラがオススメです。

センサーサイズは、マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズ、どのセンサーサイズのカメラでも問題ございません。

最近では、コンパクトデジタルカメラでも高倍率ズームできるカメラもあるので、コンパクトタイプがいい方は、そちらもオススメです。

野鳥撮影にオススメのコンパクトデジタルカメラ
・Nikon Coolpix P1000
・Canon Powershoto SX740
・Panasonic LUMIX TZ99

しかし、コンパクトデジタルカメラの場合、一眼レフカメラやミラーレス一眼レフカメラなどのレンズ交換式と違い、高倍率ズームで撮影すると画質が落ちてしまうので要注意です。

望遠レンズ

野鳥は近寄るとすぐに逃げてしまうので、遠くから撮影しないといけないため望遠レンズが必要になります。

望遠レンズにも、単焦点望遠レンズと望遠ズームレンズの2種類がありますが、単焦点レンズだと、野鳥を画角に入れるのが難しいので、最初は望遠ズームレンズがオススメです。

野鳥撮影する上で必要な望遠レンズの焦点距離ですが、最低でも400mm、可能であれば600mmをカバーできる望遠レンズがオススメです。

焦点距離が300mmだと、撮影したときに被写体がかなり小さくなってしまうため、可能な限り焦点距離は長いほうが良いでしょう。

Nikon Zf + Nikon Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで野鳥撮影

私が、初めて野鳥撮影していたときは、Nikon Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRのレンズを使用していました。

双眼鏡

野鳥は、木の枝や茂みに隠れていることが多く、肉眼だと遠くにいる小さな野鳥を探すのは大変です。

そのため双眼鏡を使うことで野鳥を探しやすくなります。

双眼鏡も、そこまで高価なものは必要なく、長時間持ち歩くことを考えると軽いタイプのものがいいでしょう。

私は、Amazonで4,000円ほどで購入したのPentaxの双眼鏡を野鳥撮影のときは持ち歩いています。

予備バッテリー

野鳥撮影では、数時間撮影することもあり、バッテリーも消耗していくため、念の為1つは予備のバッテリーを持っておくことをオススメします。

私が初めて野鳥撮影に行ったときは、予備バッテリーを持って行っておらず、途中でバッテリーが切れてしまい、撮影を断念したことがありました。

野鳥撮影スポットを決めよう

次に野鳥を撮影しに行くスポットを決めましょう。

インターネットで「野鳥スポット+地名」を入れて検索すると野鳥の撮影スポットがたくさん出てきます。

しかし一点、初心者が最初に外したほうがいい野鳥スポットがあります。

そのスポットは、「山」です。

鳥は木が好きなので、樹木が多い山や森林に沢山いますが、山の奥や木の茂みに隠れてしまっていて、山道に中々、野鳥が姿を現さず撮影できないケースがあります。

特に野鳥撮影を始めたての頃は、目が慣れていないので野鳥を見つけることができなかったりします。

私も何度も山に登りながら野鳥撮影に挑戦しましたが、野鳥の鳴き声は聞こえるが、野鳥に遭遇できず空振りしたことが何度もありました。

では、初心者が最初に野鳥撮影するには、どんなスポットがオススメなのか?

それは、「公園」や「川」がオススメです。

理由は、視界が開けているので野鳥を探しやすいからです。

城周りの公園や市民公園、川沿いなどにいる野鳥は、人馴れしているため、近くに寄っても逃げなかったりするので、撮影しやすいです。

野鳥を探すポイント

スポットを決めたら実際に野鳥撮影に行きましょう。

野鳥は早朝に活発的に活動するので、できるだけ早朝に撮影するのがオススメです。

キビタキ
大阪城公園を散策中に木の枝に止まっていたキビタキ

そして、鳥の鳴き声を頼りに、木の枝や茂みなど、鳥が止まりそうな場所を中心に探していくと、姿が見つかることがあります。

特に探しているときに「わずかな動き」などに注意しながら探していくといいでしょう。

また、撮影スポットに行くと同じように野鳥撮影している人がいるので、野鳥の目撃情報などの情報交換をしていくのもオススメです。

他の人と情報交換して交流することも野鳥撮影を楽しむ一つの醍醐味です。

もし野鳥が中々見つけられない場合は、水辺にいるカモ類や白鳥類を撮っていくといいでしょう。

水辺にいる鳥は、大型で見つけやすく動きもゆっくりなので、撮影もしやすいです。

野鳥撮影時にオススメのカメラ設定

野鳥撮影時のカメラ設定
①モードダイヤルをM(マニュアルモード)
②F値は解放
③ISOは自動AUTOに設定
④シャッタースピード
 止まっている鳥を撮影するときは、1/100~1/250に設定。
 飛んでいる鳥を撮影するときは、1/1000~1/1500に設定。
⑤連写モードに設定
⑥オートフォーカスをAF-Cに設定

野鳥撮影の場合、撮影モードをM(マニュアルモード)、F値は解放、ISOをAUTO設定に固定

あとは、撮影したいシーンによってシャッタースピードに変えていくのがオススメです。

止まっている野鳥を撮影するときは、シャッタースピードを1/100~1/250ぐらいに設定。

飛んでいる野鳥を撮影するときは、シャッタースピードを1/1000~1/1500に設定するのがオススメです。

また、野鳥撮影するときは、一瞬のチャンスを見逃さないためにも、連続して写真を撮影できる連写モードに設定しておくといいでしょう。

最後に、オートフォーカスは、AF-Cに設定するのがオススメです。

AF-Cとは、「コンティニュアス」や「サーボ」と呼ばれる、オートフォーカスの方法で、シャッターボタンを半押ししている間、被写体にピントを合わせ続けることができます。

最近のミラーレス一眼カメラでは、トラッキング昨日を使うことで、一度、鳥にピントを合わせると、自動でAFを追従してくれる機能もあります。

野鳥をキレイに撮影するポイント

次に野鳥をキレイに撮影するポイントについて解説していきます。

野鳥にキレイにピントを合わせる

野鳥を撮影するときは、できるだけ「野鳥の目」にピントを合わしましょう。

ピントを合わせることができると下の作例のように羽根の毛並みまでキレイに解像してキレイな写真を写すことができます。

ただ、野鳥は予想外の動きをするのでピントを合わせるのがそう簡単ではありません。

最初は、できるだけ止まっている野鳥を狙って写真撮影していくと良いでしょう。

変わったポージングの野鳥を撮影する

野鳥は、独特な仕草やポーズをします。

例えば、よくあるのが背中を見せながら目だけこちらに向けている「ねじくりポーズ」です。

そのほかにも、羽ばたいたりやエサを捕獲しようとするポーズなど、独特な仕草やポーズをすることがあります。

Nikon Z8 + Nikon Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
Nikon Z8 + Nikon Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

こういった独特な仕草やポーズをするのを待ち構えて撮影することで、普段とは違う写真を撮ることができます。

野鳥と花を組み合わせる

野鳥だけの撮影も楽しいですが、鳥と花を組み合わせることで、また一味違った写真を撮ることができます。

ヒヨドリと梅の組み合わせ
メジロと梅の組み合わせ(ウメジロ)

上の作例は、「ヒヨドリと梅」、「メジロと梅」の組み合わせの写真となります。

花鳥風月という言葉がありますが、花と鳥は、まさに美しい自然を象徴する要素であり、世界中の人からも大変人気があります。

難易度は少し上がりますが、美しい写真を撮ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

最初のうちは中々、野鳥を見つけるのが難しく感じるかもしれませんが、何回も撮りにいくと目が慣れてきて次第に野鳥を見つけられるようになってきます。

普段、目にしない美しい野鳥を見つける楽しさや見つけたときの感動を味わえるのは野鳥撮影の醍醐味です。

ぜひ、本記事を読んで野鳥撮影を楽しんでください。

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